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Salesforce導入日記~11日目~

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学習塾事業を始めて2か月がたちます。 2か月たって、先月に定義したレポートがとても役に立ちます。 一度定義したから二度と同じ定義の作業をする必要はなく、改善のために工数を当てることができるからです。 さて、2か月も事業をしていると、たくさんの方と商談をするようになってきます。 そうすると、以前に登録した名刺データと同じデータが存在するとか、様々な不備が起こりますので、その解消方法を解説していきたいと思います。 取引先に住所を入れるのがめんどくさい 名刺交換をした直後、取引先に住所を入れるのがめんどくさくて、入れませんでした。。。 その状態で、名刺交換をしていただいた相手を取引先責任者に登録しました。 すると、取引先責任者の住所項目には、取引先の住所項目が最初から自動で挿入されている状態になります。 取引先に住所を入れないと、もちろん取引先責任者にも住所は入らないです。 そして、後日(今日ね)取引先に住所を追記したのですが、すでに作成された取引先責任者には住所が入力されない、という感じになりました。 取引先責任者を同じ名前で、名前だけで作ってマージ 取引先責任者を新しく作成したら、取引先に追記した住所が挿入されて作成されます。 住所が挿入されているデータ、挿入されていないデータを合体させて項目を統一したら、住所項目も入った1つのデータとして保存できると考えました。 でも、 取引先責任者のデータの重複がない? いやいやいや、嘘つきなさんなや! 重複したお名前で作ったんですってば! データの重複についての設定 設定メニューから重複ルールや一致ルールを設定すると、合体させられるんだろうな。 データをマージする機能はClassicでは取引先レコードからできるので、 いったんそこでやってしまおうと思います。 スクール事業、学習塾事業が大きくなったり、営業部門が増えてくると、 データが重複してしまうということが起こります。 それは目に見えている。 早くに一致ルールや重複ルールを定義しておくことで、データ品質を保てるのでやってみましょう。 また後日、重複ルールについての解説を書きたいと思います。

Salesforce導入日記~10日目~

学習塾事業をはじめて1か月。 生徒ごとの1か月の振り返りをアルバイトの講師の子と行いました。 講師(めちゃくちゃ優秀な、京都大学大学院に2018年の春に進学予定)から、Salesforceの機能追加の要望をもらいました。 その機能を、講師の見ている前で作ってみました。所要時間10分ほど。 導入10日目 今日やったこと 開発要望:生徒ごとに、わからない問題を見える化して蓄積したい 講師がいわく、生徒の苦手な問題の傾向をつかめたり、直前期に何を学べば安心して成績を伸ばせるようになるかがわかればとてもいい事業になるらしい。 暗記系科目は置いておいて、数学、物理、生物、化学、の理系科目で取り急ぎ実装してみました。 この機能でいいことは、 担当講師が休んだり、退職したときに生徒の苦手を引き継げること。 違う時期に入塾した生徒で、同じ苦手があったときに教えやすいこと 高校生全体として苦手な問題を可視化できるので、解説コンテンツを作ることで指導時間を効率化できること などなど、たくさんのいいことがあります。 実装してみる(10分) 要件をこのようにしました。 カスタムオブジェクトである、「受講生」オブジェクトの子オブジェクトに、 「わからない問題」カスタムオブジェクトを作成しました。 わからない問題オブジェクトには、 受講生:参照関係 科目:選択リスト 参考書名:選択リスト 参考書名(その他の時は入力):テキスト としています。 ここで、科目と参考書名を、項目の連動関係を使って、 参考書名には、塾で標準的に使用している参考書のリストを200くらい選択肢にしています。 科目には、数学、英語、物理、などの科目がありますが、 数学が選択されたときには200リストのうちから20この数学の参考書だけが表示されてほしい、という風に思いました。 このように実装して、受講生オブジェクトのページレイアウトの、関連リストの表示項目を整理したり、わからないことタブをクリックしたときに表示されるリストビューを整理したり、ということを行い、10分くらいで構築完了しています。 カスタマイズして運用に載せるために必要な配慮 今回は、アルバイトの講師からの要望で

Googleデジタルワークショップを学習

今日はSalesforceではない。 月の頭になりました。 先月から学習塾事業を始めまして、たくさんのことを整備しています。 教室に備品がすべて整った 教室での受験相談のための準備の仕方など、細かい業務の作法を理解した 自社サイトを作った 業務フローを作った 業務の完了はSalesforceにデータ登録したこととする などなど あとは、順調に事業を成長させるために、 各業務フローでの指標を伸ばすだけだ。 ここで、圧倒的に正義、というか、どの業界でも絶対に必要なことをまた最初から学んでみたいと思いまして、 Google デジタルワークショップというものを学習してみたいと思います。 https://learndigital.withgoogle.com/digitalworkshop-jp 自習をするのに家だとやる気でないなあ、なんて思っちゃうんですが、 なんと!学習塾事業をやったら、自習室もあるじゃあありませんか。 生徒が来るまでの時間や、深夜の時間帯など、 自習室でなら勉強がはかどるはず。 今日からしばらくGoogle デジタルワークショップを学びたいと思います。 なんでこれを学ぶのか、というと、なんでだろう。 スマホが登場してから、インターネットでの情報検索や、それによる意思決定っていうのが人々にとってありふれたものになりました。 インターネットで探せないのは、この世に存在していないのと同じ! と、私は思っていて、インターネットで自社の情報が見られないならば、 定期的にチラシを配ったり、折り込み広告をしたり、などに追われて事業を成長させることがきっと困難になっていきます。 あらゆる事業において、インターネット上での情報の流通や、購買の意思決定をしてもらうということは活用できるので、学習塾だけでなく、プログラミングスクールでも、 Salesforceの活用支援でも、なんでも。 インターネット中心での事業成長のために最初から学びたいと思いました。 よし、学習頑張るぞ!っと こんな人におすすめ!3つのバッジを取って思うこと デジタルワークショップってどんなこと学べるのだろうなあと、漠然と学び始めました。 最初は、インターネット人口がここ数年で爆発的に増えてきて、自分のビジネスを伸ばすため

Salesforce導入日記~9日目~

月の末日(2017年10月31日)になりました。 これまでにしてきたSalesforceのカスタマイズや、データの入力が威力を発揮します。 そう、全世界のビジネスマンを恐怖に陥れる、 レポート !! レポートを自動で作成できるのですが、 ある程度の期間や量のデータがあってこそ、レポートの真の価値がわかります。 この記事では、どんなレポートを定義したか、レポート機能を使うとどんなことがいいのかを解説していきます。 導入9日目 今日やったこと レポートを活用する 学習塾事業をしているのですが、レポートをいくつか定義しています。 例えば、今月の自習室利用状況レポート。 自習室利用を記録しているレコードから、 利用日 開始時刻 終了時刻 教室長メッセージ 受講生名 受講生ID の項目をレポートします。サマリー形式や、マトリックス形式で、利用日を週ごと、あるいは月ごとにします。 これを、受講生レコードの詳細画面に、レポートグラフをページレイアウトから追加します。 こうすることによって、受講生レコードの詳細画面から、特定の受講生の学習の記録のみを出力するレポートへアクセスできます。 生徒の保護者さんの観点からは、生徒の迎えをしているなら、塾から出る時間は推測できるのですが、学校が終わってから何時に塾に行ったのだろうか、ということを確認するすべはありません。 保護者の方へのレポートを、保護者の方からお電話や、あるいは来校してもらったときに口頭でのみ伝達できる、ということをすると、一見、なんのシステムも使っていないし、手間が発生しないように思えます。 しかし、厳密に何月何日の何曜日には来ていない、とか、何時台にきたのが何日間あって、休んだ日はいつで、などの細かな情報は時の経過とともに忘れてしまうものです。 生徒の数が増えたとき、ひとりひとりのことをすべて記憶するのは困難です。 そこで、レポートを作成して月末に保護者の方に報告をする、ということでお子さんの学習についての安心を提供しています。 また、このレポート業務は、教室の責任者だけがやるべきな属人性の高いものではなく、レポートの定義さえできていれば誰でもが行えるようになっているべきだと考えます。 このようなレポート作業に時

Salesforce導入日記~8日目~

プログラミングスクールでのこれまでのプロジェクトの振り返り これまでは、新規事業の管理をSalesforceで最初からやる、ということを書いていました。 学習塾の事業を始める以前から、プログラミングスクール事業でこれまでに書籍を出版していました。その書籍の成果物や、プロジェクトの管理をするツールをSalesforceで実装しようと思い、そのやり方をメモしていきます。 導入8日目 今日やったこと これまでの成果物を振り返る これまでにプログラミングスクール事業で電子書籍を3冊、リリースしていました。 Google Sitesでホームページを作成する教科書 SwiftでiPhoneアプリを作成する教科書 Google スプレッドシートの教科書 これらを制作するとき、可能な限り効率的に制作を行おうと考え、制作ツールや、ファイル管理についても明確に定義したつもりでした。 その定義は、新しく参画してくれるメンバーにはすぐに見せられる、あるいは共有できるものではなく、毎回毎回プロジェクトの概要や制作手順などを口頭で伝承する必要がありました。 せっかくSalesforceも導入したので、これまでのプロジェクトの成果物、だけでなく、 制作プロセスも振り返り、データに残していこうと考えました。 過去のプロジェクトを次の新しいプロジェクトだとして考える これまでに行ったプロジェクトがいくつかありますが、新たな業務フローを定義するとき、過去の延長線上ではなくて、未来を考えよ、という方がいます。 だから、次に発生する新たなプロジェクトを行う時に、効率的な業務フローを組み立てよう、という思考の流れになります。 私は、このような思考はしないで、過去のプロジェクト、すでに終わったプロジェクトを次の新しいプロジェクトが起こったとして考えます。 制作フローはおいておいて、完了した成果物があるので、制作プロセスを逆算することも、最初から定義することもどちらでもできます。 ここで言いたいのは、過去のプロジェクトなので、どのようなインプットをして、どのようなアウトプットをするべきなのか、というのがもう明確なのです。 未来の未知のプロジェクトは、どのような情報が手に入るのか、インプットが予測しにくいので

大学生の就職相談その1~Salesforceでエントリー企業の管理したらいいじゃないの~

大学生の知人から就職相談を受けました。 結論から申し上げると、Salesforceを使って就職管理をしたら、とても魅力的な人材として活動できるね!ということです。 周りの友人が就職活動をはじめている・・・。 周りの友人が、インターンやOB訪問などで業界分析をはじめたそうな。 こういう活動って、なんでするんだろうか? 就職活動では、自己分析が重要になります。 自分がどのようにして人と関われたら幸せだろうか どのようにはできない、なりたくない などを理解して、就職活動の軸を決めるのがいいと思います。 企業の選び方が、自分の学部的には・・・ということだけであったら、性格的な特徴と合っていない企業しか受けないかもしれなくて、ミスマッチから1社目を退職してしまう確率は高くなります。 どういう風にはたらきたい?自己分析をしてみよう 最初に勤めるのはどんな会社がいいだろうか?ということに関しては、自分がどのような人生を歩みたいかによって異なります。 最初の1社は、自分の社会人としての仕事の仕方や人生観にとても大きな影響を与えるものです。1社目の経験が、2社目、3社目でも価値観として残り続けることになります。 自分がたくさん転職をして、突出した技能を身に着けて生きていきたい、ならば、1社目はたくさんを経験できるところがいいです。 自分はあまり転職を多くはしないが、結婚や出産などで離職をして、再び職につく、くらいの転職であれば、1社目はなるべく有名で、優秀な人が入っているところにしたらいいです。 自分のこれまでの性格的特徴に合った成長の仕方ができるところがいいと思います。 多くの同期がいて、しっかりしたカリキュラムで成長できる新人研修がある会社がよかったり、そうでなかったり。 職務の範囲が広いのがよかったり、狭いのがよかったり。 たくさんの価値観があるので、自分はどういう人? というのを、これまでの経験と、これからの経験から探っていってほしいと思います。 自分の性格に合う企業に採用される準備をしよう 自己分析ができた後で、自分の働き方に合致する企業を分析して、なぜその企業がいいと思ったのかを客観的に、情熱的に伝えられるように練習したらいいと思います。 自己分析をする、しないかかわらず、自分の価値を高め、証明できるように

Salesforce導入日記~7日目~

Salesforceを導入するぞ! Salesforceの導入をしました。 Salesforce活用自慢チャンピオン大会に出場したり、Salesforceのイベントの管理者向け基調講演でお話ししたりと、Salesforceのことが大好きだし、標準機能を徹底的に活用しまくりたいという属性のシステム管理者をしています。そんな私がプログラミングスクールを創業したのですが、事業が大きくなる前にこそ、Salesforceが必要だと思い、1ライセンスの導入を決意しました。 Salesforceを究極に使うことで、自社はとんでもなく成長するはずだ!と信じてやまない人が導入したらどうなるのか。導入してどんなことをしたのか、ということを包み隠さず残していきたい、という思いから、連載でお届けしたいと思います。 導入7日目 今日やったこと 日付のデータから、曜日を表示する 以下の解説ページを見ながら、新規カスタム数式テキスト項目を作成しました。 https://help.salesforce.com/articleView?id=formula_examples_dates.htm&type=0 CASE(   MOD( Date__c - DATE( 1900, 1, 7 ), 7 ),   0, "(日)",   1, "(月)",   2, "(火)",   3, "(水)",   4, "(木)",   5, "(金)",   "(土)" ) これは、どういう意味かというと、MODっていうのは、割り算のあまりを求める数式ですね。 Date__c が、日付型のカスタム項目。 それに、1900年以降の最初の日曜日、1900年1月7日を引き算してみて、7で割る。 7で割った余りがゼロ、つまり、1900年以降の最初の日曜日からの経過日数が7で割りきれるなら、 (日)、という文字を入れなさい、 余りが1ずつ増えるに従い、ほかの曜日を入れなさい。 0から5でない、つまり、6ならば、(土)を入れなさい。 ということをCASEという条件処理の関数を使ってやっています。 この、 Dat

Salesforce導入日記~6日目~

Salesforceを導入するぞ! Salesforceの導入をしました。 Salesforce活用自慢チャンピオン大会に出場したり、Salesforceのイベントの管理者向け基調講演でお話ししたりと、Salesforceのことが大好きだし、標準機能を徹底的に活用しまくりたいという属性のシステム管理者をしています。そんな私がプログラミングスクールを創業したのですが、事業が大きくなる前にこそ、Salesforceが必要だと思い、1ライセンスの導入を決意しました。 Salesforceを究極に使うことで、自社はとんでもなく成長するはずだ!と信じてやまない人が導入したらどうなるのか。導入してどんなことをしたのか、ということを包み隠さず残していきたい、という思いから、連載でお届けしたいと思います。 導入6日目 今日やったこと 受講オブジェクトを作成 うちは、学習塾のビジネスモデルなので、カスタムオブジェクトで受講生というオブジェクトを作成していました。 どの受講生が、いつ受講したのか、これまでに何回受講したのか、などを管理するため、 受講オブジェクトというカスタムオブジェクトを作成して、受講生オブジェクトと参照関係を構築しました。 ここで、参照関係にしたのは、受講生の所有権を持つユーザと、受講を管理したユーザが別になるだろうと想像したからです。 もし主従関係で定義していたら、受講生の担任と、毎回の受講を見た講師、の所有権が一致しないとならない、という強い制約がかかってしまいます。 受講オブジェクトの主な項目はこんな感じです。 受講生氏名(参照関係) 開始日時(日時) 終了日時(日時) 日付(数式、日付)  DATEVALUE(開始日時) 受講区分(選択リスト)  通常受講  振替  欠席  その他 などです。 このカスタムオブジェクトを定義することで、 受講生がいつ来たか、誰が担当したか、どのようなことを学んでいったか、などがわかるようになります。 受講レポートの作成 受講レコードを登録したら、レポートを作成しました。 レポートタイプを、「受講生が関連する受講」としています。 こうすることによって、後で実装する、受講生レコードの詳細画面で、受講生

Salesforce導入日記~5日目~

Salesforceを導入するぞ! Salesforceの導入をしました。 Salesforce活用自慢チャンピオン大会に出場したり、Salesforceのイベントの管理者向け基調講演でお話ししたりと、Salesforceのことが大好きだし、標準機能を徹底的に活用しまくりたいという属性のシステム管理者をしています。そんな私がプログラミングスクールを創業したのですが、事業が大きくなる前にこそ、Salesforceが必要だと思い、1ライセンスの導入を決意しました。 Salesforceを究極に使うことで、自社はとんでもなく成長するはずだ!と信じてやまない人が導入したらどうなるのか。導入してどんなことをしたのか、ということを包み隠さず残していきたい、という思いから、連載でお届けしたいと思います。 導入5日目 今日やったこと 受講生オブジェクトをクリックしたときに表示する項目追加(ハマった) カスタムオブジェクトのタブをクリックしたとき、カスタムオブジェクトのホーム画面が表示されますよね? その時に、「最近参照した~~」のリストが自動で表示されます。 このリストの項目を変更しようとしました。 2017年10月現在でも、システム管理者としては、Classicをこよなく愛する男、こと私は、Classicで、タブをクリックしたときに表示される項目の編集をしました。 手順は、タブをクリック、そのまま、右上の矢印みたいなのをクリックして、列を編集するをクリック。 そして、表示させたい項目を追加する。 すると、Classicでは表示されました。成功です。 そして、入力するユーザの気持ちになって、LEXに切り替えてカスタムオブジェクトのタブをクリックしても、ダメなの。 なんでだろう??? ページを読み込んだ時の情報が残ってて、即座に反映されないのでしょうか? WindowsならF5を連打、MacならCommand + Rを連打してみました。 ブラウザを何回更新しても、一回ログアウトしても、それでも画面は変わりません。 そして調べてみたら、ちょっと違うのですね。LEXの項目は。 なんとか解決したので、Success Communityでもつぶやいてみました。 どうやら、オブジェクトマネージャーから、検索レイアウト>検索結果

Salesforce導入日記~4日目~

Salesforceを導入するぞ! Salesforceの導入をしました。 Salesforce活用自慢チャンピオン大会に出場したり、Salesforceのイベントの管理者向け基調講演でお話ししたりと、Salesforceのことが大好きだし、標準機能を徹底的に活用しまくりたいという属性のシステム管理者をしています。そんな私がプログラミングスクールを創業したのですが、事業が大きくなる前にこそ、Salesforceが必要だと思い、1ライセンスの導入を決意しました。 Salesforceを究極に使うことで、自社はとんでもなく成長するはずだ!と信じてやまない人が導入したらどうなるのか。導入してどんなことをしたのか、ということを包み隠さず残していきたい、という思いから、連載でお届けしたいと思います。 導入4日目 今日やったこと キャンペーンオブジェクトに項目追加 Facebook広告が終わったので、 Facebook広告の効果をキャンペーンレコードに追加しようと思ったのですが、 入力する項目がなかった。なので、項目を追加しました。 リーチ数 アクセス数 としました。 受講生オブジェクトの作成 学習塾の受講生を管理するカスタムオブジェクト、受講生オブジェクトを作成しました。 紙媒体での、ヒアリングシートがあったので、その項目をすべて再現しました。 お名前 フリガナ 連絡先 相談したいこと 志望校 初回相談日 お問合せ経路 出身校 合格した大学 などです。 このオブジェクトへの入力がしっかりしていると、 初回相談日を週や月ごとに集計して、KPIとして相談数を定義することができて、 そしてそのKPIを出力したり集計するための工数がゼロになる。 だから、集計するために割く時間を、事業を始めたその瞬間からゼロにできる。 集計効率がよいので、事業を成長させるためだけの時間投資ができる、ということが実現できます。 気持ちいい。 受講生オブジェクトに関連して、 初回の相談が終わった後に、いつのタイミングで電話をかけようか、 資料の送付を行う、などのタスクを管理できるようにもなります。 また、取引先(出身校)とも参照関係で関連付けられたので、 事業を続けて

Salesforce導入日記~3日目~

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Salesforceを導入するぞ! Salesforceの導入をしました。 Salesforce活用自慢チャンピオン大会に出場したり、Salesforceのイベントの管理者向け基調講演でお話ししたりと、Salesforceのことが大好きだし、標準機能を徹底的に活用しまくりたいという属性のシステム管理者をしています。そんな私がプログラミングスクールを創業したのですが、事業が大きくなる前にこそ、Salesforceが必要だと思い、1ライセンスの導入を決意しました。 Salesforceを究極に使うことで、自社はとんでもなく成長するはずだ!と信じてやまない人が導入したらどうなるのか。導入してどんなことをしたのか、ということを包み隠さず残していきたい、という思いから、連載でお届けしたいと思います。 導入3日目 今日やったこと 出版事業の制作プロセス定義 カスタムオブジェクトで、プロジェクトオブジェクトを作成しました。 その中に、「必要な項目考察BOX」というロングテキストエリア項目を作成して、 この項目内に、どのようなプロセスや入力項目があるべきかを考察しました。 オブジェクトごとに、目安箱、みたいな項目があれば、改善要望をオブジェクトごとにイメージしやすいのでは?と思って試しています。これ、結構いい。 リードへのデータ登録 これまでにあった、Web経由でのお問合せフォームの内容を、Salesforceのリードオブジェクトに格納しました。 Web-to-Leadが作れたら、一発でSalesforceに入ったり、自動での返信やメールテンプレート機能があるのになあ、なんて思っていました。 ひとりでSaslesforceやってると、ほかの業務に忙殺されてなかなか作り切れないな。 今日も、ブログ書くのがしんどいなあ、って思っているところなのですが、なんとか頑張って書こうと思います。継続は大事。 Gmailで署名設定 新しい事業、学習塾事業をすることになってから日が浅いので、事業を魅力的に伝えるための署名部分が作れていなかったのです。 さきほどの、リードへのデータ登録の時に、ちゃんとリマインドメールを送ろう、と思いまして、リマインドメールを送るにも、まずは署名設定でしょう。 私の学習塾事業での

Salesforce導入日記~2日目~

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Salesforceを導入するぞ! Salesforceの導入をしました。 Salesforce活用自慢チャンピオン大会に出場したり、Salesforceのイベントの管理者向け基調講演でお話ししたりと、Salesforceのことが大好きだし、標準機能を徹底的に活用しまくりたいという属性のシステム管理者をしています。そんな私がプログラミングスクールを創業したのですが、事業が大きくなる前にこそ、Salesforceが必要だと思い、1ライセンスの導入を決意しました。 Salesforceを究極に使うことで、自社はとんでもなく成長するはずだ!と信じてやまない人が導入したらどうなるのか。導入してどんなことをしたのか、ということを包み隠さず残していきたい、という思いから、連載でお届けしたいと思います。 導入2日目 昨日やり残したことできてんのか? 昨日のブログで、今日何をやりたいって言ってたかというと、 過去作品の出版プロジェクトを思い出し、 制作過程での各種成果物のファイルの格納場所なども整理し、 弊社にとっての理想的な出版プロジェクト管理を考察する。 カスタムオブジェクトにカスタム項目を作成する。 過去3作品で試用してみる。 次の出版計画を立案する。 ですって。はてさて。今日はどんなことをやったでしょうか。 2日目にやったこと 全然違うことをやりました。 学習塾の事業をしているのですが、塾のイベントの集客のため、 Facebookページを作成して、 https://www.facebook.com/takeda.minaminagareyama/ 週末にイベントをすることを予定しているので、 Facebookページで周知のための投稿を作成して、広告を作成しました。 Facebookでキャンペーンを作成したので、 「キャンペーン」を「作成」したので、 そう!Salesforceで、キャンペーンレコードを新規作成しないとなりません。 キャンペーンを作成 Salesforceでは、標準オブジェクトでキャンペーンというものがあります。 見込み顧客や、商談が、どのキャンペーンから得られたものか、というものを管理することと、キャンペーンの広告効果を測定することに役立つので、 Salesforce標準機能

Salesforce導入日記~1日目~

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Salesforceを導入するぞ! Salesforceの導入をしました。 Salesforce活用自慢チャンピオン大会に出場したり、Salesforceのイベントの管理者向け基調講演でお話ししたりと、Salesforceのことが大好きだし、標準機能を徹底的に活用しまくりたいという属性のシステム管理者をしています。そんな私がプログラミングスクールを創業したのですが、事業が大きくなる前にこそ、Salesforceが必要だと思い、1ライセンスの導入を決意しました。 Salesforceを究極に使うことで、自社はとんでもなく成長するはずだ!と信じてやまない人が導入したらどうなるのか。導入してどんなことをしたのか、ということを包み隠さず残していきたい、という思いから、連載でお届けしたいと思います。 導入1日目 Salesforceの無料体験を申し込み https://www.salesforce.com/jp/editions-pricing/sales-cloud/ このURLからSalesCloudのEnterPriseEditionの下の無料体験ボタンをクリックしました。 人工知能のEinsteinが使えたり、APIからデータを操作できたり、機能が全部利用できるからEnterpriseEditionがいいと思いました。 1日目にやったこと これまでに交換した名刺情報をSalesforceに登録することをしました。 おなじみの、取引先と取引先責任者です。 ここに、データを登録して、親取引先を設定することをしました。 ここで困ったことが、取引先の階層構造を表示する、という機能が見当たらなかったことでした。 取引先のページレイアウトから、ボタンを選択して、取引先階層の表示ボタンを追加したのと、子取引先というボタンがあることに気づいたので、これも追加してみました。 すると、通常の、子取引先を作成して親取引先をルックアップで検索して指定する、というUXが、最初から親取引先が指定されて子取引先のデータを作成できるというものになりました。 商談はまだ使わない 弊社、 株式会社Tekuru は、プログラミングスクール事業や、プログラミングのコンテンツ制作・販売事業、Salesforceコンサルティング、Webコンサルティングな

レコードを画像でカッコよくする

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Salesforceの標準オブジェクト、ケースや商談などで、 レコードの優先度を表す標準項目があります。 レコードを一覧で見た時、文字による「高」「中」「低」の区分では、 直感的に優先度を認識することが難しいのが人間の性・・・。 この記事では、ケースのオブジェクトの優先度の項目ごとに、画像を切り替える方法を解説します。 ケースオブジェクトを見てみよう Salesforceにログインして、「ケース」をクリックします。 図:ケースオブジェクトのホーム画面 ケースオブジェクトのホーム画面で、「新規」をクリックすると、 ケースのレコードの入力画面が表示されます。 図:ケースレコードの入力画面。優先度の項目をクリックすると、選択肢が表示される。 文字だけでは分かりにくいので、優先度の項目に応じて、画像が切り替わるように設定します。 画像は、優先度に応じてこのようなものを表示したいと思います。 画像ファイルは、Salesforce組織のドキュメントにあらかじめ登録したものを使っています。 数式項目で画像を表示させる ケースオブジェクトの画面右上にある、矢印をクリックして、 「項目を参照する」をクリックします。 右上から管理メニューが飛び出してくる。 ケースの管理画面の下の方の、カスタム項目 & リレーションで「新規」をクリック 「数式」を選択して「次へ」 項目の表示ラベル:優先度画像 項目名:PriorityImage 数式の戻り値のデータ型:テキスト テキストのデータ型には、画像を表示することができ、 数式ではImageという、画像を表示するための機能を用いることができます。 数式エディタでこのように書き、「次へ」をクリックします。 CASE( TEXT(Priority), "High", IMAGE("画像URL","High"), "Medium", IMAGE("画像URL","Medium"), IMAGE("画像URL","Low")) すべてのユーザ