Salesforce導入日記~10日目~

学習塾事業をはじめて1か月。
生徒ごとの1か月の振り返りをアルバイトの講師の子と行いました。

講師(めちゃくちゃ優秀な、京都大学大学院に2018年の春に進学予定)から、Salesforceの機能追加の要望をもらいました。
その機能を、講師の見ている前で作ってみました。所要時間10分ほど。

導入10日目

今日やったこと

開発要望:生徒ごとに、わからない問題を見える化して蓄積したい

講師がいわく、生徒の苦手な問題の傾向をつかめたり、直前期に何を学べば安心して成績を伸ばせるようになるかがわかればとてもいい事業になるらしい。

暗記系科目は置いておいて、数学、物理、生物、化学、の理系科目で取り急ぎ実装してみました。
この機能でいいことは、

  • 担当講師が休んだり、退職したときに生徒の苦手を引き継げること。
  • 違う時期に入塾した生徒で、同じ苦手があったときに教えやすいこと
  • 高校生全体として苦手な問題を可視化できるので、解説コンテンツを作ることで指導時間を効率化できること
などなど、たくさんのいいことがあります。


実装してみる(10分)

要件をこのようにしました。
カスタムオブジェクトである、「受講生」オブジェクトの子オブジェクトに、
「わからない問題」カスタムオブジェクトを作成しました。

わからない問題オブジェクトには、
受講生:参照関係
科目:選択リスト
参考書名:選択リスト
参考書名(その他の時は入力):テキスト

としています。

ここで、科目と参考書名を、項目の連動関係を使って、
参考書名には、塾で標準的に使用している参考書のリストを200くらい選択肢にしています。
科目には、数学、英語、物理、などの科目がありますが、
数学が選択されたときには200リストのうちから20この数学の参考書だけが表示されてほしい、という風に思いました。

このように実装して、受講生オブジェクトのページレイアウトの、関連リストの表示項目を整理したり、わからないことタブをクリックしたときに表示されるリストビューを整理したり、ということを行い、10分くらいで構築完了しています。

カスタマイズして運用に載せるために必要な配慮

今回は、アルバイトの講師からの要望で実装しました。
要望をあげてくれたことをちゃんと感謝すること。
ほかの業務を止めてでも、最速で実装してあげること、という対人関係で現場に浸透させることを意識しています。

また、このツールが新たに実装されたら、どのようなことに活用する、というイメージを明確に作ること、
その、活用例を作ったその瞬間に運用者に見せて、触らせて、自分のものにしてもらう、
ということをしました。

これにより、作ったら作りっぱなし、にならないようにして業務をどんどん成長させられる雰囲気や文化を作っていくと、組織ってよくなるはず。

要望出してくれて、本当にありがとう。












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