Salesforce導入日記~1日目~
Salesforceを導入するぞ!
Salesforceの導入をしました。
Salesforce活用自慢チャンピオン大会に出場したり、Salesforceのイベントの管理者向け基調講演でお話ししたりと、Salesforceのことが大好きだし、標準機能を徹底的に活用しまくりたいという属性のシステム管理者をしています。そんな私がプログラミングスクールを創業したのですが、事業が大きくなる前にこそ、Salesforceが必要だと思い、1ライセンスの導入を決意しました。
Salesforceを究極に使うことで、自社はとんでもなく成長するはずだ!と信じてやまない人が導入したらどうなるのか。導入してどんなことをしたのか、ということを包み隠さず残していきたい、という思いから、連載でお届けしたいと思います。
導入1日目
Salesforceの無料体験を申し込み
https://www.salesforce.com/jp/editions-pricing/sales-cloud/このURLからSalesCloudのEnterPriseEditionの下の無料体験ボタンをクリックしました。
人工知能のEinsteinが使えたり、APIからデータを操作できたり、機能が全部利用できるからEnterpriseEditionがいいと思いました。
1日目にやったこと
これまでに交換した名刺情報をSalesforceに登録することをしました。おなじみの、取引先と取引先責任者です。
ここに、データを登録して、親取引先を設定することをしました。
ここで困ったことが、取引先の階層構造を表示する、という機能が見当たらなかったことでした。
取引先のページレイアウトから、ボタンを選択して、取引先階層の表示ボタンを追加したのと、子取引先というボタンがあることに気づいたので、これも追加してみました。
すると、通常の、子取引先を作成して親取引先をルックアップで検索して指定する、というUXが、最初から親取引先が指定されて子取引先のデータを作成できるというものになりました。
商談はまだ使わない
弊社、株式会社Tekuruは、プログラミングスクール事業や、プログラミングのコンテンツ制作・販売事業、Salesforceコンサルティング、Webコンサルティングなどをしています。まだまだ、経営が脆弱な企業なので、1ライセンスしか導入できません。
ありがたいことに、Web制作、アプリ開発、Salesforce導入コンサルなどのお仕事をいただけていますが、これらの商談はまだ多くはないことと、この商談の種類が多岐にわたるため、業務プロセスを定義することが困難な状態にあります。
だから、あえて、SalesCloudの醍醐味、商談をいったんはカスタマイズしないであまり活用しないようにしようと思いました。
プロジェクト管理をしっかりしよう
弊社の商談が多岐にわたるのは、ありがたいことなのですが、弊社としてのサービスを生み出せていないこと、収益基盤を作り上げられていないこと、が、商談が多岐にわたり、そしてプロジェクトごとの成果物が次への活用ができないなどの潜在的な問題の原因になるだろうと考えています。なので、まずは、オンラインコンテンツを作成することを圧倒的な速度で行い、
コンテンツからの収益、コンテンツから派生する商談での収益を大きくしようと計画しています。
そのため、カスタムオブジェクトで「プロジェクト」を作成しました。
まだ初日なので、項目は全然定義できません。
弊社の書籍の出版事例は、Salesforce導入時には3つありました。
出版事例はこちら
https://www.amazon.co.jp/%E6%AD%A6%E7%94%B0%E9%9B%85%E4%BA%BA/e/B073PT1N7T/ref=dp_byline_cont_ebooks_1
出版プロジェクトを、最も効率のよいデータ管理、プロジェクトの進捗管理で行うことで多くの高品質のコンテンツを届け、そこから収益基盤を確立したい、ということを最初の主目的にしています。
毎回顧客の属性が異なる場合、プロジェクト管理ツールの体系化は不可能?
多くのコンサル企業においては、プロジェクトはクライアントの単位で要望が異なるし、実現する方法も異なる。だから、統一した業務プロセスを定義することは不可能だ、などと言われることがあります。
それは、果たして真実なのでしょうか?
弊社が出版した書籍はこの時点でこのような感じです。
- Google Sitesでのホームページ制作の教科書
- Google スプレッドシートの教科書
- iPhoneアプリ開発の教科書
それぞれ、対象とする読者は異なりますし、解説する言語や技術も異なります。
次以降、書籍を出版するというプロジェクトをするときには、最高の業務効率でやりたい!と思いまして、こんな風に考えたのです。
仮に!Google Sitesの教科書をまだ出版していなくて、
これから企画するとしたら、すでにできあがったものが過去にあるから、
その制作プロセスを思い出して、未来に最高の業務効率で、
これまでに作ったものを制作するとしたらどのようなデータ構造で、業務ツールで、運用ルールでやったらよかったかを想像して管理ツールを作ってみたらいい。
そして、それが3例もあるから、どの事例にも応用可能なように試すことができる。
という思いからプロジェクトオブジェクトを設計しまして、
そしてできたのが、こんな感じです。
Salesforce導入1日目に作ったもの |
プロジェクトオブジェクトのレコード名に、過去作品である
Google Sitesで、できる!簡単ホームページ入門
を入力する。
フェーズをカスタム選択リスト項目で、
- 新規作成(企画)
- 素材作成
- 詳細作成
- リリース
として作成する。
パスを設定して、フェーズごとに入力項目と成功へのガイダンスを切り替えることができるようにした。
ここまでをやりました。
今日の感想と明日どうする?
初日だし、ほかの業務もしながらなのでよく頑張った、と自分をほめてやりたいです。
そして、ブログにまとめた、という自分もほめてやりたいです。
あまりほめすぎると、調子に乗るので、戒めてもやりたいです。
ここまでできた画面を、創業メンバーにも画面共有して見せて、
業務効率の向上のためのSalesforce開発についての理解を得ることができました、。
明日は、過去作品の出版プロジェクトを思い出し、
制作過程での各種成果物のファイルの格納場所なども整理し、
弊社にとっての理想的な出版プロジェクト管理を考察する。
カスタムオブジェクトにカスタム項目を作成する。
過去3作品で試用してみる。
次の出版計画を立案する。
あたりかと考えています。
Salesforceを創業間もなく、1ライセンスから導入したらどのくらい成長するのかを試してみたい!これからもがんばるぞ!
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