Salesforce導入日記~8日目~
プログラミングスクールでのこれまでのプロジェクトの振り返り
これまでは、新規事業の管理をSalesforceで最初からやる、ということを書いていました。学習塾の事業を始める以前から、プログラミングスクール事業でこれまでに書籍を出版していました。その書籍の成果物や、プロジェクトの管理をするツールをSalesforceで実装しようと思い、そのやり方をメモしていきます。
導入8日目
今日やったこと
これまでの成果物を振り返る
これまでにプログラミングスクール事業で電子書籍を3冊、リリースしていました。
- Google Sitesでホームページを作成する教科書
- SwiftでiPhoneアプリを作成する教科書
- Google スプレッドシートの教科書
これらを制作するとき、可能な限り効率的に制作を行おうと考え、制作ツールや、ファイル管理についても明確に定義したつもりでした。
その定義は、新しく参画してくれるメンバーにはすぐに見せられる、あるいは共有できるものではなく、毎回毎回プロジェクトの概要や制作手順などを口頭で伝承する必要がありました。
せっかくSalesforceも導入したので、これまでのプロジェクトの成果物、だけでなく、
制作プロセスも振り返り、データに残していこうと考えました。
過去のプロジェクトを次の新しいプロジェクトだとして考える
これまでに行ったプロジェクトがいくつかありますが、新たな業務フローを定義するとき、過去の延長線上ではなくて、未来を考えよ、という方がいます。
だから、次に発生する新たなプロジェクトを行う時に、効率的な業務フローを組み立てよう、という思考の流れになります。
私は、このような思考はしないで、過去のプロジェクト、すでに終わったプロジェクトを次の新しいプロジェクトが起こったとして考えます。
制作フローはおいておいて、完了した成果物があるので、制作プロセスを逆算することも、最初から定義することもどちらでもできます。
ここで言いたいのは、過去のプロジェクトなので、どのようなインプットをして、どのようなアウトプットをするべきなのか、というのがもう明確なのです。
未来の未知のプロジェクトは、どのような情報が手に入るのか、インプットが予測しにくいので体系化することを作ることはしにくい。
ツール開発や体系化よりも、プロジェクトの完了を目指すから、未知のプロジェクトや業務フローでゼロから仕組みを作ることはお勧めしないです。
過去になにやったっけ??
これまでやったプロジェクト、どういうフローで進んだっけ?っていうのを振り返ってみました。
一番記憶の新しいスプレッドシートの教科書でそれをやってみました。
まずは、フェーズを大まかに分けてみました。
新規作成(企画段階)
こんな書籍を作りたい、こんなプロダクトを作りたい、という思いが発生した時点で書きます。
その制作がおわったら、どのようなことを実現したいのか、などをざっくり書きます
素材作成
企画段階から、より具体的に書きます。ターゲットはどのような属性か。
リリースする環境はどこで、リリースのために制約があるか、テンプレートを使えないか
デザインを固める、など
詳細制作
テンプレートやデザインを素材作成で定義したので、それらに従って、コンテンツを作成していきます。
リリース
コンテンツの制作が完了したら、制作物の格納場所や、リリースまでの手順、リリース後のURLなどをわかりやすく管理します。
そして、制作完了したら、当初想定していた以外の、このコンテンツはどのように活用できるだろうか、なども追記します。
ここまでで、制作のプロジェクト管理は完了としました。
なるべくざっくり定義して、あとはプロジェクトの中で修正を繰り返すことができるように、
要件定義BOXというカスタム項目を、オブジェクトの中に追加して、そこにメッセージがあるレコードだけを抽出するレポートを実装して、定期的に見直すということをしていきます。
これによって、過去の実績から未来のプロジェクト管理を定義できたということになります。
未来のプロジェクト管理方法が定義できたから、これからのプロジェクトを行う時はこの運用でやっていこう!と、とても前向きになれます。
よし!次は、Jimdoというツールでホームページを作成するための教科書を作るぞ!
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